Frequently Asked Questions

よくあるご質問


活動全般

ルーム・トゥ・リードは、低所得国の地域社会やパートナー組織、政府と協働して、初等教育における子どもたちの識字能力と読書習慣を育成するとともに、少女たちが人生の重要な決断に必要なライフスキルを身につけ、中等教育(日本の高校課程相当)を修了できるように支援しています。測定可能な目標を設定し、行動志向型データを収集することでプログラムの質及び効果を担保すると同時に、費用対効果の最大化を目指します。

識字教育プログラムは、小学校を子どもに優しい学習環境に変え、子どもたちが読む力と読書習慣を身につけ、生涯にわたって自立した読書家になれるように育成します。学校では、現地語で書かれた本を収蔵する整備された図書室を設立し、識字指導に関してベストプラクティスをもとに研修を受けた教員、司書を配置します。プログラムの鍵を握るのは、家族、地域社会及び政府が一体となった学校変革への取り組みと、その成功へのコミットを確保するという点です。

 

女子教育プログラムは、少女が中等教育(日本の高校課程相当)を修了し、人生の重要な決定を下すためのライフスキルを確実に身につけることを目指しています。プログラムは、少女自身の教育に対するコミットや必要不可欠なライフスキルの獲得を支援するとともに、保護者、学校教員や地域社会からの女子教育に対するサポートを強固なものにしていきます。プログラムの鍵を握るのは、メンターとして雇用されたソーシャルモビライザーと呼ばれる地元の女性たちです。彼女たちは、少女たちやその家族と協力し、少女が学校に留まり、活動に参加して、思春期のさまざまな困難の中で公私にわたる人生の選択を自身で行うことができるよう、導く役割を果たしています。

ルーム・トゥ・リードは、識字教育及び教育における男女平等に取り組むことで、低所得国における数百万人もの子どもたちの人生を変えることを目指しています。地域社会やパートナー組織、政府機関と協働し、初等教育における子どもの識字能力と読書習慣を育成するとともに、少女たちが学業における成功と、卒業後の豊かな人生のためのライフスキルを身につけ、中等教育を修了(日本の高校課程相当)できるように支援します。

支援プログラムや活動地域、事業報告書など、様々な情報がウェブサイトに掲載されています。最新のルーム・トゥ・リードの活動やイベントに関する情報についてお知りになりたい場合は、ニュースレター(日本語)をお申し込みください。ほかにも、FacebookTwitterInstagramYouTubeBlogなどで情報発信をしていますので、ぜひご覧ください。

1998年、ルーム・トゥ・リードの創立者であるジョン・ウッドが、ネパールの有名なトレッキングコースであるアンナプルナ・サーキットに3週間滞在していた際、ある人物との出会いをきっかけに現地の学校を訪れることになりました。ジョンは、現地の子どもや教師の温かい歓迎に感激すると同時に、あまりの教育資源の乏しさに愕然としました。その学校には200人を超える子どもたちがいましたが、図書室にはたった30冊の本しかなく、しかも鍵がかけられていました。本というものが大変な貴重品だったからです。教師たちはジョンにどうかその状況を変えて欲しいと頼みました。校長先生はジョンにこう言いました。「ここにいる子どもたちはみな英語を学びたいと思っています。外国から来た観光客と交流し、いつかは海外で勉強したいと思っているからです。しかし、私たちは貧乏です。お金がありません。鉛筆さえ買うことができないのです。もちろん本などとても買えません。あなたが助けてくれませんか?」

その一年後、約束通り、3000冊の本をもってジョンはネパールに帰ってきました。その時ルーム・トゥ・リードのアイデアが生まれたのです。その後、ジョンがマイクロソフト社の幹部社員の職を辞し、ルーム・トゥ・リードの創立者となった経緯は、ジョン・ウッドの著書『マイクロソフトでは出会えなかった天職』(原題Leaving Microsoft to Change the World)を読んでみてください。


その後、ジョンはエリン・ガンジュ(ルーム・トゥ・リード元CEO)と出会い、二人は協力してベトナムに活動の範囲を拡げました。これが現在ルーム・トゥ・リードとして知られる組織の最初の国際展開でした。

2000年、ルーム・トゥ・リードは正式に501c3法人(米国内国歳入法典第501条C項3号の規定に基づく免税非営利公益法人)となり、2大陸10か国に活動の範囲を広げています。

ルーム・トゥ・リード・ジャパンは、国際NGOルーム・トゥ・リードの日本法人であり、2010年1月に日本事務所を開設。2017年2月に所轄庁である千葉県より認定NPO法人として認定されました。詳しくはルーム・トゥ・リード・ジャパンについてをご覧ください。

ルーム・トゥ・リードはNGO(非政府組織)であり、また、いずれの宗教とも無関係です。

ルーム・トゥ・リードは財務効率、寄付者への説明責任、そして運営の透明性を重視しています。下記リンクより、グローバルおよび日本の事業報告書をご覧ください。

ルーム・トゥ・リード・ジャパンの事業報告書はこちらから。

グローバルの年次報告書はこちらから。

教育への投資を二者択一の課題とは考えていません。いかなるコミュニティも教育改善の恩恵を受けてしかるべきですが、ルーム・トゥ・リードの活動地域では、相対的に少額の投資により、数百、数千もの子どもたちの人生に大きな変化を与えることが可能です。

ルーム・トゥ・リードは、すべての子どもが、生まれた環境に関わらず、質の高い教育を受ける権利を有していると考えます。しかしながら、アジアやアフリカの大部分、特に農村部においては、多くの子どもたちの教育を受けるという基本的人権が未だに否定されているのが実情です。

ルーム・トゥ・リードのプロジェクト活動地点の範囲外で物的支援を行う機会がある場合、既存の現地NGOや政府機関と調整を行います。

ニュースレター(日本語)への登録をしていただければと思います。もちろん迷惑メールを送ったり、むやみに寄付をお願いしたりすることはありませんのでご安心ください。また、個人情報を他の団体に渡すことは一切ありません。お申し込みください。ほかにも、FacebookTwitterInstagramYouTubeBlogなどで情報発信をしていますので、ぜひご覧ください。

ルーム・トゥ・リードは様々な業種・規模の企業とパートナーシップを締結しており、活動の継続及びプログラムの拡大を支えていただいてます。

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グローバルパートナー(英語)

ルーム・トゥ・リードは、プログラムへのご支援、コーズマーケティング、従業員のエンゲージメント、資金調達(ファンドジレイジング)、現物寄付など、様々な方法で企業にご協力をいただいています。

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詳しい情報が知りたい方は、japan@roomtoread.org までご連絡をください。

メディアページに、ロゴ、活動詳細及びブランドアイデンティティガイドラインを掲載しています。
ファクトシート(日本語)はこちらをご覧ください。

ルーム・トゥ・リードのプログラム対象校は一般的に農村地域にあり、インターネットへのアクセスや電気が不足している学校が多いことを考えると、継続的な関係を築くことは難しいです。また、ルーム・トゥ・リードの職員は日々、プログラムの実施で手一杯です。交流のサポートはプログラム外のことで、カリキュラムやプログラムの進捗の妨げになることは避けたいと考えております。どうかご理解のほど、よろしくお願いいたします。