人種間の不平等と貧困に立ち向かうために、ルーム・トゥ・リード・南アフリカは、母国語での教室内の授業と高機能の図書館を組み合わせた総合的な識字教育プログラムを提供しています。私たちは基礎教育省、学校、コミュニティと提携して関与し続けています。
人種間の不平等と貧困に立ち向かうために、ルーム・トゥ・リード・南アフリカは、母国語での教室内の授業と高機能の図書館を組み合わせた総合的な識字教育プログラムを提供しています。私たちは基礎教育省、学校、コミュニティと提携して関与し続けています。
南アフリカの教育制度は、1953年のバントゥー教育法からいまだ回復していません。バントゥー教育法は、国内の黒人と白人を強制的に分離したものでした。この強要された制度による政治的および経済的格差に加えて、この教育法の主要な定めは、人種的に分離された教育施設、学校、さらにはそのような項目の公表を推し進めることでした。
今日、南アフリカ政府は教育により多くの投資をしています。ユニセフのデータに基づくと、2014年以降、国の年間総予算の平均16.4%が教育に費やされています。南アフリカでは教師が大幅に不足しており、この投資の多くは教師の訓練と維持に向けられています。政府による教育プログラムの年間卒業生数は倍増しましたが、開発企業センターは、2025年までに3万人以上の新しい教師が必要になると予測しています。
南アフリカでは、教師の不足に加えて、指導の質も不十分です。学生の学業成績は近隣諸国に比べて相対的に劣っています。「エコノミスト」誌は、6年間学校に通った学生の27%は(文字を)引き続き読めないと報告しましたが、比較してみると、その割合はタンザニアで4%、ジンバブエで19%でした。
南アフリカの学校の93%には図書館がありません。不十分な学校の現状と不足している教材により、特に農村部や人口密度の高い都市部での、有色の子ども達の学習機会が制限されています。多くの小学校の教師は、より良い教科知識と教育的スキルを必要とする状態にあるため、教育の質がしばしば低下します。さらに、子どもの世話をする者が、読み書きができず、子ども達の宿題を手伝うことができないため、識字能力の発達をさらに妨げています。
近年、国の焦点は、特に低学年の指導のために、教育の質を向上させることに移っていますが、ルーム・トゥ・リードはこの点を支援しています。「国家開発計画2030」には、貧困をなくし、不平等を減らすための一連の提案が含まれています。すべての人のための質の高い基礎教育は、この計画の主要な目標の1つです。