ルーム・トゥ・リード・タンザニアは政府と協力し、初等教育での識字教育にて最良の結果が得られるよう取り組みを拡大しています。また私たちの活動は、少女達が質の高い教育を受ける権利を守りつつ、彼女達が学校に通い続けられるよう、生活水準を向上させ、国の発展に貢献できるよう支援しています。
ルーム・トゥ・リード・タンザニアは政府と協力し、初等教育での識字教育にて最良の結果が得られるよう取り組みを拡大しています。また私たちの活動は、少女達が質の高い教育を受ける権利を守りつつ、彼女達が学校に通い続けられるよう、生活水準を向上させ、国の発展に貢献できるよう支援しています。
2012年にタンザニアでの識字教育と女子教育プログラムを開始して以来、同国の識字率向上、現地語での児童書出版、そして男女平等の推進に取り組んできました。当初はモロゴロ地域でのみ活動していましたが、教育環境整備のため、現在はプワニ地域とタンガ地域にまで拡大しています。
ルーム・トゥ・リードによる質の高い教材を提供することで、同国の識字教育をサポートすることができ大変光栄に思っています。USAID(アメリカ合衆国国際開発庁)のプロジェクトの一環として、タンザニア政府・RTI Internationalと連携し、同国のスワヒリ語教育および学習教材を改善しました。1年生から4年生までの生徒向けに、合計116冊の本を作成し、4年生の識字教育で使用する教師向け教材をスクリプト化もしました。これら教材は3,000の地元小学校で使用され、これまでに140万人以上の子ども達を支援しました。
2018年からは同国において革新的とも言える、金融教育ライフスキル(FELS:Financial Education Life Skills)クラブをスタートさせました。その際、発展途上国の子どもと若者向けの金融スキルプログラムの第一人者であるAflatoun Internationalと連携し、カリキュラムの開発を進めました。このFELSクラブは、女の子の経済的自立、金融包摂、そして金融リテラシー向上に重点を置いています。プロジェクトの初年度には、10校2,722人の女の子を支援し、彼女たちの金融および起業家としての知識が目覚ましく向上しました。タンザニアのコミュニティメンバーは、このスキルは彼女たちが卒業した後の生活を築くうえでも特に重要であると強調しています。