Room to Read スリランカは、識字教育と女子教育のプログラムを促進するために政府と緊密に連携しています。私たちの活動は、資源が不足している他の地域に活動が移行した後でも、そのコミュニティでプログラムが継続できるよう、高い持続性をもった活動となっています。
Room to Read スリランカは、識字教育と女子教育のプログラムを促進するために政府と緊密に連携しています。私たちの活動は、資源が不足している他の地域に活動が移行した後でも、そのコミュニティでプログラムが継続できるよう、高い持続性をもった活動となっています。
スリランカの動乱の歴史、自然災害による貧困と破壊は、質の高い教育を提供する機会を奪いました。
特に2004年の津波災害は、この国の壊れやすいインフラをさらに荒廃させ、何世代にもわたる低所得層の苦しみをさらに大きくしました。
今日、観光とサービス産業は、低所得層世帯の主な就業先となっており、貧困削減に貢献しています。しかしながら、世界銀行によると、全体的な失業率は4.34%と低い一方で、若年層の失業率は21.4%と高くなっています。加えて、女性においては、不平等と低い就業率が課題として残っています。
それでも、この国は大きな進歩の兆候を示しており、技術、電気、マスメディアへのアクセスが毎年増加するにつれて、急速な社会的・文化的変化が起こっています。
2004年の津波を受けて、Room to Readは、スリランカでの学習構想を予定より1年前倒しで開始しました。津波後、私たちはすぐに被害を受けた地域の学校を再建し、島の東海岸にあるアンパラ地区を皮切りに、長期的なインフラ整備に取り組みました。
2006年には、国内のさまざまな地区で、男女格差を是正するための女子教育プログラムを開始しました。2009年には、残忍な内戦の終結をうけ、戦争で荒廃した北半島のMannar地区においてもプログラムを開始しました。また、スリランカ政府と提携し、この地区のインフラ整備を進展させました。るルーム・トゥ・リードは、今日、スリランカ国内9州の内7州で活動をしています。
私たちの活動は、何十万人もの子ども達に、教育の質の向上、教育の機会の向上をもたらしているのです。