ルーム・トゥ・リード・ザンビアは政府と協力し、識字教育プログラムと女子教育プログラムに取り組んでいます。初等教育の推進、国の教育カリキュラムと方針の改定によって、児童婚を防止することに役立っています。
ルーム・トゥ・リード・ザンビアは政府と協力し、識字教育プログラムと女子教育プログラムに取り組んでいます。初等教育の推進、国の教育カリキュラムと方針の改定によって、児童婚を防止することに役立っています。
ザンビアでは農村部と都市部の格差は教育にも及んでいます。農村部では初等教育年齢児童の約23%が就学していません。それに対し都市部では非就学児童の割合は9%に過ぎません。学校はあっても、数多くの児童に対してリソースは限られており、大半は老朽化した建物で、教師は極めて困難な状況のなか、ほとんどあるいはまったく指導教育を受けていません。
ザンビアの女性の識字率は男性を12%ほど下回ります。これは古くからの慣習である早期婚や10代での妊娠、セクシャル・ハラスメント、児童労働、学校制度の性差別などによるものです。ザンビア政府は教育システムの改革に努力しており、状況は少しずつ改善しています。1996年に政府は1年生から7年生までの教育をすべて無償化し、アクセスを改善しました。最近では政府はまた、カリキュラムと識字教育の枠組みの改定に乗り出し、指導方法の改善と教師の育成にコミットしています。