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ルーム・トゥ・リード・インドについて、もっと学ぼう

ルーム・トゥ・リード・インドの識字プログラムは、読み書きのスキルと読書習慣の両方を教える国内で唯一の子ども向け学習プログラムです。また、私たちの女子教育プログラムは、女子の中学卒業を支援し、女子教育を推奨する政府機関とともに活動します。


ルーム・トゥ・リードは、2003年にインドで事業を開始しました。現在、チャッティースガル州、デリー、カルナタカ州、マディヤプラデシュ州、マハラシュトラ州、ラジャスタン州、テランガナ州、ビハール州、ジャールカンド州、アンドラプラデシュ州、ウッタルプラデシュ州、ウッタラーカンド州の12州で事業を展開しています。私たちは、国、州、地方政府のパートナーと協力して、教育システムを総合的に変革し、子どもたちの教育成果を大規模に向上させています。

2003年以来、ルーム・トゥ・リードはインド全土で1,400万人以上の子どもたちに恩恵をもたらしてきました。

 

子ども達が基礎的な読み書き能力を身につけられるようサポート

質の高い教育を受けられないインド全土の最も脆弱な地域に住む子どもたちは、学校を中退するリスクが高く、生活の質、健康及び将来の経済的機会が脅かされています。読み書き能力は貧困の悪循環から抜け出す道ですが、インドでは驚くべきことに2億6600万人が文字を読むことができず、そのうち女性と少女の数が不釣り合いです。小学校の就学率は過去数十年で上昇していますが、全国の多くの学校は、子どもたちが基礎的な読み書き能力を効果的に学び、質の高い本や図書館を利用できるようにするために奮闘し続けています。






思春期の少女たちに重要なライフスキルを身につけさせる

インドでは、過去数十年にわたってすべての子どもの初等教育就学率が大幅に向上してきましたが、女子の中等教育修了率の向上は依然として困難です。女子教育を促進する政策措置にもかかわらず、15-18歳の思春期の女子の約39%が現在学校に通っておらず、この年齢層の女子の約3分の2が家族の収入と安定に貢献するために家庭活動や児童労働に従事しています。世界で3人に1人の子どもの花嫁がインド出身の女子であるため、早期結婚は女子の教育成果の低さのもう一つの重要な要因です。思春期の女子にとって、忍耐力、自信、意思決定などのライフスキルは、女子が社会的・経済的圧力を乗り切り、学校にとどまることを提唱し、将来について情報に基づいた意思決定を行うために不可欠です。