歴史的に低所得層の地域で活動しているルーム・トゥ・リードベトナムの識字教育プログラムの図書館モデルは、多くの学校に導入され、政府機関のパートナーに広く受け入れられています。また、女子教育プログラムはメンタリングを通じてベストプラクティスを普及させ、生活に必要なライフスキルを養成するとともに、親が子どもの教育にかかわることを奨励しています。
歴史的に低所得層の地域で活動しているルーム・トゥ・リードベトナムの識字教育プログラムの図書館モデルは、多くの学校に導入され、政府機関のパートナーに広く受け入れられています。また、女子教育プログラムはメンタリングを通じてベストプラクティスを普及させ、生活に必要なライフスキルを養成するとともに、親が子どもの教育にかかわることを奨励しています。
過去数十年にわたって、ベトナムはさらなる経済成長を達成するために教育システムの近代化に注力してきました。政府は教育支出を増やしており、2012年に19%のピークに達した後、2018年は14%となっています(世界銀行)。5年生になる11歳までの子どもには、義務教育を無償化しました。ユネスコによると、現在の改革において義務教育を15歳(9年生)までに延長する計画があるという報告がなされています。
これらの努力にもかかわらず、地域間の不平等を是正する膨大な追加の教育費が必要とされています。メコンデルタやハイランド地域に住む人々など、歴史的に低所得で農村部や民族的背景を持つ学生は、6〜15歳の間に退学する可能性が高くなっています。
最新のユネスコの報告によると、多くの小学校は教科書や制服などさまざまなものに追加で費用を請求しており、中学校は授業料やその他の費用を請求することが許可されています。さらに、多くの親は、学業での成功を確実にするために、子どものための個人レッスン(家庭教師)に教育費を費やしています。これにより、経済的に恵まれない少数民族など、貧しいコミュニティの家族の子ども子どもたちが遅れを取り、定期的に学校に通うことができなくなっています。教育へのアクセスとその達成には大きな格差が存在しているのです。