Room to Read  World Change Starts with Educated Children

 

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松丸佳穂 ‒ Kaho Matsumaru
早稲田大学第一文学部卒業後、リクルート入社。広報、結婚情報誌の編集・企画、世界文化社・社長室を経て、現職。父親の仕事の関係で、ルーマニア、ロシア、イギリスで育ったことから、読書や教育の重要性を身をもって体験している。2007年、サポーターで組織された東京チャプターたちあげ時より広報の共同リーダー(ボランティア)として活躍。2010年1月にルーム・トゥ・リード初の日本人職員として採用され、日本事務所を立ち上げる。ルーム・トゥ・リードのビジョンはもちろんのこと、ビジョン達成のために間接費を徹底的におさえ、寄付の透明性にこだわり、組織や活動をビジネスと同じようにスピード感をもって運営。さらに、支援国では現地職員を採用し、権限を委譲している団体の姿勢に深く共感。

 

事務局代表挨拶

今から30年以上前。私は父の仕事の関係で、東ヨーロッパのルーマニアや旧ソ連(ロシア)で幼少期を過ごしました。
私が小学生の時、家族ぐるみの付き合いをしていたルーマニア人の恩師、ドイナ先生が亡命をしました。1980年代のルーマニアはまだ共産圏で、チャウシェスクの独裁政権の時代です。亡命は、祖国も家族もすべて捨て去ることを意味し、まさに命がけの行為でした。その後、ベルリンの壁とともに共産主義も崩壊しますが、先生とは音信不通のまま20年の歳月が流れました。

そして5年前--。
奇跡的に米国ボストンで再会を果たしました。1週間の滞在で、ユーモアを交えながら彼女から聞いた20年間の話は波瀾万丈で、一つひとつの言葉が私の胸に突き刺さりました。

「娘の将来を思って亡命を決意したの。母にだけ伝えてね。本当に怖かった。でも、あのタイミングを逃したら、もう終わりだと思ったの。娘には、世界のどこに放り込まれても生きていけるよう教育だけは受けさせたいと必死だったわ。教育が何よりも一番大事だから」

「今、アフリカからの難民支援をしているの。でもね、読み書きもできなくて、英語もできない大人が自立するのは本当に大変なことよ。私は教育を受けていて、英語が話せたから、アメリカでも生きていくことができたの」

ルーム・トゥ・リードの創設者ジョン・ウッドに出会ったのは、ボストンで恩師と再会した半年後のことでした。
「子どもの教育が世界を変える」というジョンのメッセージが恩師の言葉と重なり、ちょうど広報担当を必要としていることを知り、迷わずボランティアとしてサポートすることに決めました。 それが、ルーム・トゥ・リードとの出会いです。今は仕事になっていますので、運命とは不思議なものです。

おかげさまで日本事務所は2012年1月で2周年を迎えることができました。これも支えてくださっている皆さまのおかげと、心より感謝を申し上げます。

年代も職業もライフスタイルもバックグラウンドもまったく違う人たちが、ルーム・トゥ・リードのビジョンに共感し、初めて出会い、これまで何度も奇跡を起こしていくのを目の当たりにしてきました。
毎回とても驚かれるのですが、私がサポーターを管理したり、マネジメントしたりすることはありません。

事務局からのお願いはただひとつ。
2015年までに1000万人の子どもたちに教育という生涯の贈り物を子ども達に届けること。そのために、皆さんが、それぞれ自分ができることを自発的に行ってください。
しかも、継続性があり、効率的、ユニークな方法で。
事務局はそのためのサポートをさせていただきます。

寄付者がサポーター(ボランティア)として参加してくださるなど、
職員とサポーターの垣根がなく、皆さん一人ひとりがリーダーシップをもって活躍してくださっている、おそらく日本でも稀有な団体であると自負しています。

ルーム・トゥ・リードで出会う寄付者、サポーター、職員、支援国の子ども達、一人ひとりから、私自身がインスパイアされる毎日です。


特定非営利活動法人 ルーム・トゥ・リード・ジャパン
事務局代表 松丸 佳穂

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