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南アフリカ

南アフリカの概況

南アフリカ

大陸の最南端に位置する南アフリカは豊富な天然資源のおかげで、アフリカで最も裕福な国の一つであり、発達した財政および通信基盤など、現代的なインフラを有しています。しかし一方で、アパルトヘイト時代からの影響により蔓延した貧困や暴力が今だ、この国を悩ませています。

1948年から1994年まで、人種を分別し、何百、何千という市民を強制移動させるアパルトヘイト政策を用いて、少数派の白人が南アフリカを統治していました。1995年に、道徳的指針を与えてきたネルソン・マンデラのリーダーシップのもと、新しい政府が政権を握りましたが、多発する犯罪や機会の不平等が、いまだアパルトヘイト時代の爪跡として残り、国民を苦しめています。
2005年時点で、南アフリカでは570万人がHIVに感染しており、毎日1,000人近くの人が亡くなっています。

南アフリカ政府は、雇用創出の努力を行っていますが、45%もの国民が貧困ライン以下の生活を強いられています。

 

教育面の課題

国情報
人口 5000万人
国土面積 1200万Km2
教育言語 アフリカーンス語、南ンデベレ語、コサ語、ズールー語、ペディ語、ソト語、ツワナ語、スワジ語、ベンダ語、ツォンガ語、英語
活動開始 2006年
オフィス所在地 プレトリア
活動地域 東ケープ、ムプマランガ、リンポポ、ハウテン

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1948年から1994年、南アフリカの教育システムは、アパルトヘイト政策を強化するための手段でしかありませんでした。差別は、教師と生徒の割合、インフラ、本や教材の入手、生徒の必須出席日数など制度のすべてにおいて存在していました。

これは、アパルトヘイトへの反対運動が起きている間にもさらに悪化し、"教育は後回しにして、まずは解放を"というスタンスに代わりました。学校は学ぶ場所ではなく、抗議する場所となりました。南アフリカでは白人学生の65%が高校を卒業しますが、黒人学生の場合はたったの14%であり、現在でも差は歴然としています。

1995年、マンデラ大統領の下、新政府はすべてのレベルでの教育の普及を改善するため、数多くの政策を始め、教育力や人種的平等に取り組みました。数年後、教育大臣からの承認を受け、長らく訓練を受けた教育者がいなかった学校に教員の派遣、さらに教員向けのトレーニングを開始しました。また、質の低い教授法を改善するため、成果を重視したカリキュラムを開発しました。

主要な目的はほぼ成されたにもかかわらず、多くの学校での教師の質が低下するなど、初等教育の向上という変革をもたらすには至りませんでした。

教材の不足は常に問題となっており、南アフリカの80%の公立学校には図書館・図書室がありません。特に地方では、崩れた天井、割れた窓といった状態の教室で生徒たちは勉強しており、教科書以外の本も不足しています。

また、11もの公用語が存在する南アフリカでは、その言語の多様性が、教育制度に存在する問題をさらに複雑なものとしています。

 

プログラムと成果

これまでの成果
図書館・図書室プログラム 292室
現地語出版プログラム 32タイトル
学校建設プログラム -
女子教育プログラム -

2006年4月、アフリカでの最初の支援国として南アフリカでの活動を開始しました。その直後、ルーム・トゥ・リードは現地語の教材の普及に重点を置くことを決め、主要なプログラムである図書館・図書室プログラムを立ち上げました。また、南アフリカにおける言語の多様性の問題に応えるため、アフリカーンス語、ンデベレ語、コサ語、ズールー語、ペディ語、ソト語、セツワナ語、スワーティ語、ヴェンダ語、ツォンガ語を含む現地語出版プログラムを開始しました。

2012年、ルーム・トゥ・リード・南アフリカは2011年に南アフリカ・チームが実施した調査結果に基づき、ペディ語の読み書き能力育成プログラムを開始します。このプログラムでは、子どもたちが生涯学習を続けられるよう、小学校低学年の読み書き能力の向上に焦点をあてます。

 

現地スタッフのご紹介

カントリー・ディレクター クリス・モスピ

カントリー・ディレクター クリス・モスピ
「教育は南アフリカの人びとが自分の将来の選択をし続けるために大切なのです」クリス・モスピは、NPOでのキャリアをスタートさせる以前は算数と理科の教師をしていました。「子どもたちがすべての面で能力を発揮するには、基礎力をつけることが必要です。基礎力とは読み書きの力です」と、語ります。

信念を同じくする組織とパートナーシップを組み、南アフリカの教育制度を変革する手助けができることは、クリスがカントリー・ディレクターとして特に誇りに思っていることです。

休日には熱心な読書家であり、ギターを弾くことが楽しみなのだそうです。

 

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2015年までに1000万人の子ども達の人生に、教育を通じてインパクトを与えることができました。
次の目標は、2020年までに
1500万人の子ども達に教育を届けることです。
引き続きご支援お願いいたします。

寄付はこちらから

OUR IMPACT

教育機会を得た子どもたち
1160万人

識字教育プログラム
識字教育プログラム提携校 18,696校
プログラムの恩恵を受けた子どもたち 9,900,000名
トレーニングした教師・司書 9,232名
現地語出版した児童書 1300タイトル
児童書の配布 18,000,000冊
生徒一人当たりの貸出冊数(平均) 9.5冊
女子教育プログラム
女子教育プログラム参加者 38,503名
次学年への進学率 94%
ライフスキルトレーニングへの出席率 85%
中退率 9%
中等学校卒業者数 2363名
高等教育(大学等)への進学率 67%

2017/11/04 更新

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アニュアルレポート
ルーム・トゥ・リードの年間活動報告
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女子教育プログラム報告書
女子教育プログラムの最新情報とサポートを受ける少女達からの報告
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