Room to Read  World Change Starts with Educated Children

 

これまでの歩み

ルーム・トゥ・リードの誕生:1998~2000

実は仕事で燃え尽きてしまったことが、ミッションの始まりでした。マイクロソフトの幹部社員として、仕事仕事の毎日だったジョン・ウッドは、バックパックを担いでネパールへと旅立ちました。ヒマラヤでトレッキングをしているとき、ジョンはある教育資源担当者に出会い、近くの村の学校を訪ねてみないかと誘われました。この寄り道がその後の彼の人生を大きく変える出会いとなり、ジョンはこの村だけでなく何百万というネパールの子どもたちが置かれている厳しい現実、つまり荒廃した教室と深刻な教材不足を目の当たりにしたのでした。中でも、旅行者が置いていった数冊の恋愛小説や旅行ガイドブックなどが貴重品として、鍵のかけられた棚に保管され、子どもたちには手が届かないようになっていたことは、幼い頃から本が大好きだったジョンにとって大きな衝撃でした!

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ジョンが村を去るとき校長が言った「あなたがまたいつか来られるときには、本を持ってきてください」という言葉がいつまでも耳を離れませんでした。ジョンは友人らに子ども向けの本を送ってほしいメールで呼びかけたところ、2ヶ月で3000冊を超える本が集まりました。

翌年、ジョンは父親と一緒に、本を積んだ8頭のヤクを連れて、ネパールの村に戻ってきたのでした。本を見る子どもたちの顔を見て、ジョンは会社を辞めることを決意し、開発途上国のアンドリュー・カーネギーとなるべく、その身を捧げる覚悟を決めたのでした。

 

1999年の終わり、ジョンはマイクロソフトの事業開発ディレクターの職を辞し、ルーム・トゥ・リードを設立したのでした。

ジョンは共同創設者であるネパール人のディネシュ・シュリスタとともに、ネパールにおいて、コミュニティと協働した学校建設図書館・図書室設立に取り組むことから始めました。

成長と拡張:2001-2005

ジョン・ウッドとディネシュ・シュリスタは、活動範囲を図書館・図書室設立のみではなく、さらに拡大する必要があることに気付きました。開発途上国での文化的偏見により、少女たちは教育システムから見過ごされているという課題に取り組みたいと考え、2000年に、少女たちを対象とした教育の長期的サポートを提供する女子教育プログラムを始めました。

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2001年、共同創設者兼最高執行責任者(現在は最高経営責任者)としてエリン・ガンジュを迎えました。彼女はベトナムへの活動拡大、そしてルーム・トゥ・リードが組織として動き、成長する大きな原動力となりました。地域のニーズと合致したルーム・トゥ・リードの活動は、要望の高まりを受けて、ジョンとエリンは、2002年にはカンボジア、続いて2003年にはインドへと活動を拡大したのでした。

当時、現地語で書かれた児童書を探すことは、非常に困難でした。そこで、2003年ルーム・トゥ・リードは、現地語出版プログラムを始めました。
今では、現地の作家とイラストレーターとともに手がけた色鮮やかな本は、寄付された英語の本とともに図書館・図書室や学校の本棚いっぱいに置かれています。

 

一年後には、記念すべき1000棟目の図書館をカンボジアのシェムリアップに設立しました。
同じ年のクリスマスイブの日、スマトラ沖にて大地震が発生し、津波によって何千という村が流されました。この災害の数日後、ルーム・トゥ・リードはスリランカに活動を広げ、コミュニティの再生を手伝うという大きな決断をしました。

2005年、ルーム・トゥ・リードはアジアで6番目の支援国となるラオスへと活動を広げました。
そして、同年9月、カンボジアに2000棟目の図書館・図書室を開設したのです。それは、1000棟目を祝ってからたった18ヶ月しか経っていませんでした。さらには、本の寄付が100万冊に達する(!)という記念すべき出来事とともに2005年の終わりを迎えたのでした。

発展と成功:2006年〜

ルーム・トゥ・リードにとって2006年は、拡張の年でした。組織の認知度が高まり、活動範囲が拡大した年でもありました。ジョン・ウッドの自叙伝『マイクロソフトでは出会えなかった天職』が武田ランダムハウスジャパン社から出版され、それはルーム・トゥ・リード誕生の物語を共有する重要な伝達手段になりました。本はメディアで大々的に取り上げられ、現在では18カ国語に翻訳されています。また、ルーム・トゥ・リードは2006年に5ヵ年戦略計画を完了させ、南アフリカに活動を広げ、続いて翌年にはザンビアへと広げてきました。

翌年の2007年、The Oprah Winfrey Show(オプラ・ウィンフリー・ショー)という有名テレビ番組で取り上げられ、クリントン前大統領が世界中のリーダーに協力を呼びかけ、貧困や紛争、環境汚染などの問題を解決すべく立ち上げたClinton Global Initiative(クリントン・グローバル・イニシアチブ)では、2010年までに当時の図書館数の2倍にあたる10,000棟の図書館・図書室設立を約束しました。この大きな目標を達成するためにルーム・トゥ・ドリーム・キャンペーン(英語)をはじめたのです。(そして、この約束は果たされ、2010年に10,000棟目の達成をネパールにて祝いました)

2008年、ルーム・トゥ・リードはバングラデシュに活動拡大を計画。2009年に着手することができました。また、戦略策定のプロセスを経て、次の10年を見据えた明確な目標を設定しました。2010年にリリースされた提言"Envisioning Our Future: A Roadmap for Learning"(英語)は、将来のビジョンとふたつの目的である「読み書き能力の育成」と「教育における男女格差の是正」に焦点をあてることをより明確に表明しています。

読み書き能力育成の一環として、ルーム・トゥ・リードは読み書き指導のプログラムを2008年に試験導入しました。これは、多くの国の初期学年でよく見られる、教育課程での指導内容のばらつきを解消することが目的でした。教師を対象としたトレーニングの実施や、教材の作成、また、読み書き教室で世話役をサポートするなどの取り組みの結果、子どもたちの文章を読む力が著しく改善するという成果を得ました。その後、私たちが進出している全ての国にこのプログラムを展開しました。

2012年、私たちにとって10番目となる国、タンザニアでのオペレーションを立ち上げました。アジア及びアフリカにわたる数千ものコミュニティで活動を広げている現在、私たちはプログラムの質の向上に注力し、進捗状況の確認や評価システムに対して集中的に投資を続けています。

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「マイクロソフトでは
 出会えなかった天職」

2013年4月1日発売開始

「僕の『天職』は
 7000人のキャラバンになった」

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OUR IMPACT

教育機会を得た子どもたち
1160万人

識字教育プログラム
識字教育プログラム提携校 18,696校
プログラムの恩恵を受けた子どもたち 9,900,000名
トレーニングした教師・司書 9,232名
現地語出版した児童書 1300タイトル
児童書の配布 18,000,000冊
生徒一人当たりの貸出冊数(平均) 9.5冊
女子教育プログラム
女子教育プログラム参加者 38,503名
次学年への進学率 94%
ライフスキルトレーニングへの出席率 85%
中退率 9%
中等学校卒業者数 2363名
高等教育(大学等)への進学率 67%

2017/11/04 更新

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アニュアルレポート
ルーム・トゥ・リードの年間活動報告
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女子教育プログラム報告書
女子教育プログラムの最新情報とサポートを受ける少女達からの報告
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Supporters' Room
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