Room to Read  World Change Starts with Educated Children

 

モニタリングと評価

ルーム・トゥ・リードはプログラムのモニタリングと評価をどのように行っていますか?

ルーム・トゥ・リードは、開発途上国の子どもたちに多くの恩恵をもたらす質の高い教育を提供する使命があります。
プログラムのモニタリングと評価は以下の要領で継続して行っています。

  • 目標に向かって有効に活動しているかどうか、プロジェクト状況を随時確認する。
  • 強みと弱みを明確にし、プログラム上の決定事項を報告し速やかに改善する。
  • 望まれている目標に対して、進展状況を関係者間で積極的に話し合う。
  • 関係者に対して、正確で適切でタイムリーな情報を提供する。
  • ルーム・トゥ・リードは、プログラム毎に、その進展状況を測定する指標を持ち、短期的および中間的な目標の達成度を具体的に評価しています。

モニタリングと評価について今後どのような計画はありますか?

結果や成果をより正確に測定するためにプログラム指標の見直しをはかりながら、引き続きモニタリング計画を実行していきます。
モニタリングデータを体系的に分析するためにデータベースに蓄積され、学校建設プログラム、図書館・図書室プログラム、女子教育プログラム、現地語出版プログラムプログラム、といったプログラム評価をその国固有の観点、及び他国との比較を組み合わせて行なっています。

現在13名のモニタリング・評価スタッフ(グローバルオフィスに3名、アジア地域オフィスに1名、アジア・アフリカ9カ国の各オフィスに1名)がいます。
2012年からプログラムを展開するタンザニアでも1名をモニタリング・評価スタッフとして採用する予定です。

プログラムの改善のために、モニタリングと評価をどのように活用していますか?

モニタリング結果を利用して、プログラムの改善に成功した良い例がスリランカです。
図書館・図書室の司書トレーニングをより実用的にするべきという結果を得て、スリランカ・チームは教師と司書のトレーニングカリキュラムを改訂しました。また、訪問によるフォローアップが必要であるという結果から、パートナー組織が任命した担当者が司書と協働して計画的にプログラムに取り組む体制、そして確実なフォローアップ体制が整えられました。

ルーム・トゥ・リードのプログラムを利用した学生と他の学生との比較分析を行っていますか?
ルーム・トゥ・リードのプログラムを利用する前後の評価を行い、プログラムの効果測定をしていますか?

無作為に抽出したルーム・トゥ・リードのプログラムを利用した介入グループと非介入グループとの比較研究を行い、プログラムを利用していない学生との比較分析をする必要があります。このような実験研究を行うニーズは認識しており、今後予定している図書館・図書室プログラムの国間の比較評価と合わせて研究を進めていきます。コンピュータルームのようにスキルトレーニングを含めた活動が行われているプログラム用にモニタリング・評価システムを開発して、教えられたスキルを学生が学んだかどうかを測定していきます。

ルーム・トゥ・リードの学校の運営がうまくいっているのかをどのように確認していますか?例えば、教師はきちんと教えていますか?生徒は出席していますか?資金援助の期間が終了した後はどうなっていますか?

ルーム・トゥ・リードは、地域が学校、図書館・図書室等のオーナーシップを持つことが重要であると考えています。学校設備の整備や維持を地域自身が確実に行うために、厳正なプロセスがあります。図書館・図書室プログラムでは、司書をトレーニングしたり、インフラのサポートをしたりするため、設立から3年間は学校と一緒に活動します。その効果として、ルーム・トゥ・リードからの資金提供期間を過ぎても、図書館・図書室は使用され続け、ときに地域自ら追加支援を行っていることもあります。ルーム・トゥ・リードは、資金提供の期間が終了したプロジェクトをモニターし、学校や教室が意図したとおりに使われ続けているかを確実にチェックする計画を進めています。

子どもたちが図書館・図書室で本当に読書しているのかどのように確認しますか?

現地にて、学校の図書館・図書室までの交通の便、生徒の使用状況、読書習慣、多く読まれた本、その他関連事項について調査を行っています。読書習慣について尋ねると、教師も生徒自身もともに図書館・図書室プログラムの導入の結果、生徒がより上手に、より頻繁に本を読むようになったと感じているという報告が多くあります。

現地語で書かれた本が子どもに親しまれ、年相応のものであることをルーム・トゥ・リードはどのように確認していますか?

現地スタッフは、現地の作家、イラストレータ、出版会社、印刷会社と協働して、子ども向けの本を制作します。
本の内容は、スポンサー主催のコンペや、あるいはワークショップを通して発掘した作家たちの作品です。前述の出版関係者や、読み書きの高度な専門的知識をもっている現地の人で構成された書籍開発委員会が、原稿の業務委託や制作の手伝いをします。

女子教育プログラムにおける退学率はとても低いようですが、中退する女子学生がいます。なぜでしょうか?

ルーム・トゥ・リードでの退学率は、2010年では5~6%になりますが、これは支援国の女子学生の平均退学率よりずっと低いのです。
ルーム・トゥ・リードは、退学する率が高いのは、学年があがるときや、小学校から中学校にあがる時期です。そのため、ルーム・トゥ・リードはその年齢の少女への支援を重点的に行っています。

少女たちが退学してしまうのには、様々な原因があります。多くの貧しい国では、家族は少女たちを労働力として当てにしています。時を経て社会情勢が変化したとはいえ、多くの親は少女たちが教育により得る利益があるとは考えていません。そのため、少女たちが学校に通うことは親にとって優先度が高くないのです。ルーム・トゥ・リードは、親が喜んで少女たちを学校に送ることを後押ししていますが、彼女たちは家に帰されてしまうことがあるのです。

プログラム目標は国連のミレニアム開発目標(MDG)にどのように適合していますか?

ルーム・トゥ・リードの目標は、国連のミレニアム開発の8つの目標のうち2つ(目標2:普遍的な初等教育の達成、目標3:ジェンダー平等の推進と女性の地位向上))に密接に関連しています。 また、教育の普及は、その他すべてのミレニアム目標の達成を間接的に促進します。

ルーム・トゥ・リードはプログラムを通して支援された子どもの数がどれくらいですか?

ルーム・トゥ・リードは世界にその活動範囲を拡大するにつれて、プログラムに参加した子どもたちがどのくらいいるのかどのように数えていますか、とよく尋ねられるようになりました。

ルーム・トゥ・リードの支援によって設立された図書館・図書室を3年間、学校を10年間、コンピュータ教室を1年間、それらを利用した子どもたちと女子教育プログラムの奨学生の総数を数えています。これらの数字は、プログラムの最初の1年の学校の全在籍者数とその後の入学者数の予測値を基に算出しています。現地スタッフが調査やモニタリング訪問を通して、全在籍者を数えます。一つのプロジェクト地域で複数のプログラムを提供していることもあるので、プログラムの重複を考慮し、二重カウントをしないようにしています。これらの基準により、2000年以降、開発途上国の子どもたち約780万人を支援していると見積もっています。(2012年12月末時点)

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